読みどころ
冬じたくが始まる11月。 書類や通帳を整えるのは、家族への思いやり。
ご家族に寄り添いながら、実家のこれからにも光を当てる、あたたかな相続整理術です。
全ての方
来年を安心して迎えるために。“暮らしと相続”の整理術
はじめに
記事をご覧いただきありがとうございます。11月になり、朝晩はひんやり。いよいよ冬の気配が近づいてきます。
年末の大掃除や片付けの準備を始めるこの季節。家の中を整えるのと同じように、“暮らしと相続”にも少しだけ目を向けてみませんか?
特別なことをしなくても大丈夫。
書類の場所を知っておく、通帳を整理しておく、ご実家のこれからに少し思いを馳せる…。
そんな小さな一歩が 家族にとって大きな安心につながります。

まずは「大切な書類の置き場所」を整える
相続のご相談でよく耳にするのが、「そんな書類(大事な書類)なんてどこにあるかわからないです」という言葉。
ご実家で書類を探してもらうと、押し入れの奥やタンスの引き出しから、権利証や保険の書類がどっさり出てきた、、、なんてことも。
- 不動産の権利証・登記情報
- 預金通帳・キャッシュカード
- 年金・保険の書類(生命保険・共済)
- マイナンバーカード
- 有価証券・証券口座の情報
- 借入やローンに関する資料
“ひとつの場所にまとめる”必要はありません。
大切なのは「どこにあるか」がわかること。
封筒に入れて“ここにあります”と書き、場所を書いたメモを残すだけでも十分です。
もしご実家の書類であれば、帰省のタイミングでそっと確認してみましょう。
仏間の引き出し、桐箱、神棚の横… 昔ながらの“保管場所”が見つかるかもしれません。
“使っていない口座”を見直してみる

意外と時間がかかるのが、銀行口座の手続きです。
昔お給料が振り込まれていた銀行、学生時代に作った口座、地域の信用金庫、農協——
これまでの経験から、複数の金融機関を使い分けているケースが多い印象です。
- 使っていない口座が残っていないか
- 引き落としや入金口座を整理できるか
- メイン口座をどれにするか
一度確認しておくと、いざというときご家族が迷いません。
そして何より、ご自身が今より管理しやすくなります。
ご実家のこと、少しだけ考えてみませんか

ここで、もうひとつ大切な視点を。
香川は、代々の土地と家を大切にしてきた地域です。お盆やお正月には実家に家族が集まる、そんな文化が今も息づいています。その一方で、最近は空き家に関するご相談も増えています。

・子どもが県外に住んでいる
・将来誰が家を引き継ぐかわからない
・親の元気なうちに相談しておきたい
もし、心のどこかで「この家、将来どうなるのかな…」と思う瞬間があれば、それは準備を始めるサインです。
結論を急がなくて大丈夫。
今年の帰省では、ほんの小さな話題からで構いません。

この家、思い出がいっぱいだね

将来も大切にできる方法を一緒に考えたいね

無理なくできる形を探したいね
家族の会話にそっと“灯り”をともし、少しずつ道筋をつけていきましょう。
“想い”も、少しだけメモに

相続準備というと数字や書類の整理と思われがちですが、本当に大切なのは想いです。
- なぜこの保険に入ったのか
- 何を大切にしてきたのか
- 実家や土地に込めた気持ち
- 家族にどんな未来を願っているか
ノートの端に書くだけでも、思いはちゃんと伝わります。
まとめ
年末に向けて、暮らしを整える季節。
- 書類の場所を知る
- 使っていない口座を見直す
- ご実家のこれからを少し考える
- 想いをメモに残す
どれも今日からできる小さな一歩です。 その一歩が、家族に大きな安心を残します。
「どこから始めたら?」「うちの実家の場合は?」
という場合はいつでもLINEでお声がけください。 香川で“相続迷子”にならないよう、そっと寄り添いながらサポートいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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