読みどころ
相続準備とはいっても何から手をつけるべきか、わかりません、という声をよく聞きます。これだけでも取り組んでくれていれば、あとはこちらでなんとかできます!といえる大事な一歩をご紹介しますので、ご一読ください。
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相続準備、どこから始める?(その2)
-「わたしの財産リスト」を作ってみませんか?-
はじめに
記事をご覧いただきありがとうございます。
今回の記事は、相続の準備を始める最初の第一歩をご紹介します。相続の準備は、円満な家族関係を保ち、大切な財産を守るためにとても重要です。なにも準備しないまま相続が発生してしまうと、家族に大きな負担をかけてしまう場合があります。とはいえ、まず何をすればいいのか分からない、、、そんな方も多いと思いますが、まずは「わたしの財産リスト」を作ることから始めてみましょう。
「わたしの財産リスト」とは?
「わたしの財産リスト」は、自分が持っている財産をリストにまとめたものです。具体的には、不動産や預貯金、株式、生命保険、借金など、プラスもマイナスもすべてを記載します。このように書き出すことで「自分の財産の全体像」が分かりやすくなり、相続の準備をする基盤になります。むずかしい法律の知識がなくても簡単に始めることができます。
「わたしの財産リスト」を作るメリット
「わたしの財産リスト」を作ることで、自分の財産状況を把握することになり、必要な対策(遺言書作成や節税など)を具体的に検討できるようになります。また、この「わたしの財産リスト」があれば、相続が発生してしまっても、家族が何をどうすればいいか分からない、、、という状況を回避することができます。
「わたしの財産リスト」を作成することで、財産の状況が明確になりますので、必要な準備を進めることもできるし、実際の相続手続きもスムーズに進めることができるようになります。
「わたしの財産リスト」の作り方
では、実際に作ってみましょう。
手書きでもデジタルでもOKですので、紙とペン、またはエクセルを用意してください。
リストアップする項目は次のような内容になります。
不動産 → 不動産の種類(土地か建物か)、住所、賃貸の場合は借主の情報
預貯金 → 銀行名、支店名、口座番号
株式や投資信託 → 銘柄、保有数、証券会社名
生命保険 → 保険会社名、保険金額、受取人の情報
借 金 → 借入先、借入額、返済期間
このような内容を記載して、定期的に見直し(更新)、例えば、1年に1回、お正月に見直して新しい情報に更新する、ということも非常におすすめです。
「わたしの財産リスト」を作ったら
「わたしの財産リスト」を作ったらぜひやっていただきたいことがあります。それは、家族や信頼できる人にその存在を伝えるということです。内容は伝えなくてもかまいませんので、「わたしの財産リスト」を作っているということを伝えてください。
その次のステップとして、専門家(行政書士や税理士など)にも相談しましょう。必要な準備についてアドバイスをもらえますので、相続の準備を具体的に進めていくことができます。
まとめ
「わたしの財産リスト」の作成は、相続準備の第一歩としてとても有効であり、誰でも簡単に始めることができます。小さな一歩を踏み出すことで、家族に安心を届ける準備が整いますので、「まずは「わたしの財産リスト」から!」と、ぜひ今日から行動してみましょう。作った後は無料相談を活用して、ぜひご相談ください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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