【かがわ相続ガイド】って何する会?

【お盆特集・第2回】わが家の相続リスク診断チェックリスト

読みどころ

相続について「うちは大丈夫」と思っていても、実は見落としがちなリスクが潜んでいることも。
この記事では、簡単なチェックリストを使って、わが家の相続リスクを自己診断できます。相続トラブルの“種”に気づくきっかけに、家族の未来の安心のために、まずは今の状態をチェックしてみませんか。

当てはまる人

一般の方、このお盆に家族が集まる方、相続について家族で話し合ったことのない方

わが家の相続リスク診断チェックリスト

はじめに

前回の記事では、「もし今日、相続が始まったら?」というテーマで、相続が突然やってくることや、そのときに必要な確認事項についてお伝えしました。
今回はその続きとして、「自分の家族に、今どんな相続リスクがあるのか」をチェックしてみましょう。 簡単な質問に答えるだけで、いま気をつけておきたい点が見えてきます。

このチェックリストが、家族で相続について話し合う一歩になることを願っています。

チェックしてみましょう

以下の質問に、「はい」「いいえ」で答えてみてください。該当する項目が多いほど、将来の相続で“もめる”可能性が高まることがあります。

  • 不動産の名義が、亡くなった人のままになっている
  • 財産の内容や保管場所が、家族にきちんと共有されていない
  • 遺言書を作成していない
  • 相続人の中に疎遠な人・音信不通の人がいる
  • 再婚や子連れ婚など、家族構成に複雑さがある
  • 相続人のうち一人だけが親の介護を担っている
  • 生前贈与を受けた人がいるが、内容を他の家族に伝えていない
  • 借金や保証人になっているかもしれない
  • 会社や自営業をしていて事業用の資産がある
  • 家族で相続について一度も話したことがない

結果の目安

該当項目が「0〜2個」

→ 今のところ大きなリスクは少ないようです。このまま準備を進めると安心です。

該当項目が「3〜5個」

→ 相続の内容や家族の関係に、トラブルの“種”があるかもしれません。早めに確認と対話を。

該当項目が「6個以上」

→ 今のままでは、相続が始まったときに混乱や対立が起こる可能性が高い状態です。できることから準備を始めましょう。

リスクの背景には、共通する原因が

多くのご家庭で起きる相続トラブルには、共通の背景があります。

ちゃんと話してなかった

誰に相談していいか分からなかった

情報が家族に共有されていなかった

つまり、「準備不足」と「コミュニケーション不足」です。大切なのは、「財産の多い少ない」ではなく、「備えと対話の有無」なのです。

今できる一歩を踏み出すために

このチェックリストで気になる点があれば、まずはそれを家族で共有してみましょう。
「うちは、こういうところちょっと心配かも」
「そろそろ話し合っておいたほうがいいかもね」
そうした一言が、大きな安心につながります。

まとめ

相続のリスクは、「何かあってから」では手遅れになることもあります。でも、今ならまだ準備できることがあります。まずは、家族の現状を知り、気づきを共有することから始めてみませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回予告

次回は「こんなケースは要注意!“争続”になりやすい相続パターン」というテーマでお届けします。

「うちは大丈夫」と思っていても、実は身近に“争続”の芽は潜んでいます。
介護や同居、再婚、話し合い不足…よくあるケースがきっかけで、思わぬトラブルに発展することも。具体的な事例をもとに、事前にできる備えについて分かりやすくお伝えします。

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